1月23日は「真白き富士の嶺の日」! (七里ヶ浜の哀歌)
公開間に合いました! 何としても今日アップしたかった動画「真白き富士の根」です。
1月23日は「真白き富士の嶺の日」(讃美歌風アレンジ/オルガンつきカラオケ/ガイドボーカルあり)
今から約110年前の1910年(明治43)1月23日、逗子開成中学校の生徒12人を乗せたボートが七里ヶ浜で転覆、全員が死亡する事故が起きました。
この歌は、系列校である鎌倉女学校の教師であった三角錫子が作詞をし、
事故から2週間後の2月6日におこなわれた追悼会で、鎌倉女学校生徒らにより、鎮魂歌として初演されました。
100年以上経った今でも、非常に人気の高い歌です。
原曲がアメリカの讃美歌ということで、最後の節にオルガンを入れてみました。
ところで、
富士の「根」か、「嶺」か、どっちなの??
、、、って思いますよね!
じつは、両方とも正式なタイトルとしてJASRACに登録されているそうです。
どちらも、映画と主題歌のタイトルです。
「真白き富士の根」昭和10 松竹
「真白き富士の嶺」昭和29 大映 ←こちらの内容は、事故と関係なし
1916年(大正5)に刊行された楽譜のタイトルは「哀歌(真白き富士の根)」だったそうで、
「七里ヶ浜の哀歌」という題名は、原題に近いことがわかります。
この曲は、もとはアメリカの賛美歌で、日本に入ってきて「夢の外(ほか)」という唱歌(『明治唱歌』明治23)になっており、その替え歌として作詞されたのだとか。
また、長年、作曲者とされていた「ガードン」というのは、人の名前ではなく、曲名(チューンネーム)の「Garden」だったということがわかったらしいです。
私の持っている本にも「作曲者ガードン」の記載があり、ずっとそう思ってました(いなかったんだ、ガードンさん、、ていうか、"Garden "って「ガーデン=庭」だし💦)
本当の(?)作曲者である「ジェレマイア・インガルス」という人は、なんと、あの「大草原の小さな家」のローラ・インガルスの遠縁だそうで、二度びっくり。
(以上、ネットで仕入れた情報でした!)